すんなり鑑賞できない Amigaのメガデモ 2選

Amigaのメガデモ紹介 第四弾 すんなり鑑賞できないメガデモ 2選

今回は鑑賞するために一苦労してしまう、Amigaのメガデモを2つ紹介します。
また、なぜすんなり鑑賞できないのか、その理由も説明します。

LOVE



このデモはAGA専用で、なおかつHDにインストールして実行します。
映像のクオリティとファイルサイズの兼ね合いから必然的にそうなりましたね。
この作品、とくに音楽が好きですね。

Demo: Love
Group: Virtual Dreams & Fairlight
Release: June 1994
Party: South Sealand 1994 Amiga Demo compo ranking 1st
Chipset: Aga

苦労する理由

実行中、映像信号が「PAL」と「NTSC」で何度も切り替わる

このデモはWHDLoadに対応しているので、比較的簡単に実行できるのですが、映像信号が「PAL」と「NTSC」で何度も切り替わるので、急に映像が映らなくなったりします。
実機では「GBS-8220」を使って、「PAL」でも「NTSC」でもちゃんと映るように調整しておけば、なんとか最後まで途切れることなくみることが出来ます。
エミュレータでは・・・やはり調整次第でしょうか?

Starstruck



このデモは64MbものFast Memoryを要求してきます。CPUもそれなりのものを必要とするはず。
では、21世紀に作られたメガデモ、しっかり見せてもらいましょうか。

Demo: Starstruck
Group: The Black Lotus
Release: August 2006
Party: Assembly 2006 Combined Demo compo ranking 1st
Chipset: Aga
必須環境: 64Mb Fast Memory

苦労する理由

要求される環境が高すぎる

このデモは64MbものFast Memoryを要求してきます。
私の場合、68030のアクセラレータ「Blizzard 1230 Ⅳ」に128MBのSIMMを搭載して、ようやく見ることができましたが、動きがぎこちないですね。完全にパワー不足です。
このレベルのメガデモは、もはや生半可な実機では動いてくれません。
エミュレータなら・・・滑らかに動いてくれますね。でも実機で動かしたいんだよなぁ・・・

Amiga 1200 のアクセラレータ Blizzard 1230 Ⅳ

せっかくなので、Amiga 1200のアクセラレータを一つ、紹介しておきます。
Phase 5 Digital Products Blizzard 1230 Ⅳ

CPU 68030 50MHz FPU 68882 50MHz
コプロも搭載されているし、時計用の電池もホルダ化で交換済み。完璧です。

このアクセラレータのいい所は2点。
1.普通の72ピンのSIMMが使えること。
2.CPU、SIMMソケットが下向きで装着されるため、廃熱に有利&SIMMを交換しやすい。

GVPのアクセラレータと比べての話なのですが、GVPは64ピンの専用SIMMを使うため、現在では入手困難です。 たまたまヤフオクやセカイモンに出品された時に手にいれました。
その点、普通の72ピンSIMMならまだ入手しやすいですし、最大128MBも積むことが出来ます。
また、SIMMソケットが下向きなので、アクセラレータをはずすか、ケースを開けるかしなくてもメモリの交換が出来ます。廃熱にも有利。

DirectoryOpus4.16も普通に動きましたし、WHDLoadにてメガデモも見ることが出来ました。

ただ、最初についていた4MBのSIMM以外を積んでいた場合、起動時にハードウェアエラーが出てしまいます。何度かリセットすれば立ち上がりますし、その後は問題なく動くのですが、起動が不安定なのは気分的に面白くないですね。
よって、普段は最初の4MBのSIMMを積んでいます。

今回はAGAのメガデモ2つとAmiga 1200のアクセラレータを1つ、紹介してみました。
次もAGAのメガデモをいくつか紹介しますが、ちゃんと実機で動くものを選びますね。それでは!