最初期のカラー携帯型ゲーム機
初期の携帯型ゲーム機、ATARI LYNXやSEGA ゲームギアは、カラー画面でゲームを遊ぶことが出来ましたが、暗く発色の悪い画面は、お世辞にもきれいとは言えないものでした。
さらに、当時のカラーSTN液晶は消費電力が高く、単3形電池を6本も必要としたため、ゲーム機本体は、必然的に大きくなってしまいました。今からすると、本当に携帯型ゲーム機と言いたくなるようなサイズです。
STN液晶画面をTFT液晶画面へ交換
最近、McWill LCD-Modというものが登場しました。
暗いSTN液晶画面を明るく発色も良いTFT液晶画面に交換できるユニットです。さらに、D-SUB15ピンのコネクタを増設して、外部モニターに映し出すことも出来ます。
なお、制御基板の関係なのか、ATARI LYNX、LYNX II、SEGA ゲームギアで、それぞれに専用のものが存在します。
自分で改造できない方のために、改造サービスも受け付けているようですが、いろいろ大変そうなので、私は改造済みの本体をそれぞれ別々の経路で入手しました。
ATARI LYNX IIの場合
こちらのATARI LYNX IIはeBayでフランスの方から入手しました。
日本円で約4万円と、多少値は貼りましたが『California Games』がきれいな画面で遊べるので、大変満足しています。
普段は『Carfornia Games』の『SURFING』しかやってないせいか、電池がなかなか切れてくれません。さすがは21世紀の電池、Panasonic「EVOLTA NEO」です。
SEGA ゲームギアの場合
こちらのSEGA ゲームギアはヤフオクで入手しました。こちらも約4万円でした。
画面が見やすくなったおかげで、『アレスタ2』や『ペンゴ』『ぷよぷよ通』などが遊びやすくなりました。
こちらは、もとのままの液晶画面。画面が暗く、発色が良くないのがよくわかります。
なお、スクリーンレンズが傷だらけだったため、ガラス製のものに交換してあります。
モード切替について
スタートボタンを押したまま A.Bボタンを同時押すと解像度と仮面サイズが変わります。
1 標準サイズ デフォルト
2 標準サイズ 解像度半分(少し暗くなります)
3 ワイド
4 ワイド 解像度半分(少し暗くなります)
5 フル
6 フル 解像度半分(少し暗くなります)
7 スモール
8 スモール 解像度半分(少し暗くなります)
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出品者様から教えていただいたものですが、役立つ情報なのでこちらに載せておきます。
入手方法は?
現在のところ、ATARI LYNXやLYNX IIはeBayで探すか、キットを買って改造するしかないので、非常に手に入れるのが難しいです。
eBayで「見つけた!」と思ったら、実は改造サービスで、手持ちの本体を海外まで送る必要があったりしますので、気をつけないといけません。
ゲームギアは、たまにヤフオクで出品されていることがありますね。
お金が出せるなら、まだ入手は可能かと思われます。
うちにもゲームギア用の改造キットが1セットありますけど、怖くて改造なんて出来ません。
もうすでに一台、持ってますしね。
ちなみにこの二台、はにはに様の手によって、すでにフルメンテが施されています。
あと10年、いや20年は戦える。